埼玉県T家の事例に学ぶ 〜搬送・葬儀社選びの分岐点

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T家と私は家族ぐるみの付き合いでご主人が闘病中に何度かお見舞いに行きました。

ご臨終

ご主人が亡くなられたとの連絡を受け、私はご家族に「葬儀社は決まっていますか?」と尋ねました。
返答は「まだ決まっていません。」とのことでした。
私はすぐに搬送業者に連絡を入れ、病院へ向かいました。
ご家族は悲しみの最中でしたが、ご主人は病室から移動されることになります。
その際、明らかに病院スタッフではない人たちが、ストレッチャーにご遺体を乗せ、病院内の霊安室へ移動していきました。(その方々は、恐らく当番制の葬儀社スタッフだと思われます。)
そのスタッフは「葬儀社は決まっていますか?」と尋ねられた際、ご家族は「まだ決まっていませんが、業者がお迎えに参ります。」
と伝え、彼らは合掌をもってお見送りをされました。

病院から自宅への搬送

約束していた時間よりも早く搬送業者が到着し、奥様を同乗させ、ご遺体をご自宅へ搬送しました。他のご家族は、それぞれ自家用車で自宅へ向かいました。
搬送業者は、ご遺体の安置まで手伝ってくれます。
私と運転手の方で、ご主人を普段お休みになっていたベッドへ安置しました。

その後は、近くのご家族達が集まり、静かに悲しみを共有する時間が流れていました。

葬儀社選び

駅前好立地の葬儀業者

その後奥様がご主人が生前書かれていたエンディングノートを出してきました。
そこには色々な事、細かな指示が書いてありました。その中に「葬儀は会葬者を考えて駅前の○○葬儀会館で行うこと」
と明記されてました。

遺言のような形なので 私とお子さん達とその葬儀社(駅前の会館)に行き事情を説明しました。

するとその葬儀者は
「うちは全てパッケージです。
と3プランを提示されました。

いわゆる松・竹・梅構成で、その中には病院からの搬送費用も含まれていました。
私は
「すでにご自宅に安置されておりますが、搬送部分を外したプラン変更は可能ですか?」
と尋ねました。
すると担当者は、やや不機嫌そうに
「できません。搬送がなくても、この価格です。」
と答えました。

私は
「一度持ち帰り、家族で相談します。」
と伝え、その場を後にしました。

この話をすると、ご遺族全員が
「そこはやめよう。」
と即決しました。

地元老舗葬儀社への依頼

問題は、その後どうすかです。
私は仕事柄、葬儀社の情報がある程度頭にはいっていたため、
地元で長く続く葬儀社に連絡しました。

事情を説明すると快く引き受けてくれ、
すぐに担当者が来訪し、葬儀の段取りに入りました。

さすが老舗と感じたのは、担当者がまずご遺体に合掌し、すぐにドライアイスなどの処置や枕飾りなどが行われ 初日は簡単な打合せで、終わらせ素早く帰っていきました。

式場と日程の決定

ご本人が希望だった駅前は別葬儀社運営なので利用できず、
火葬場に併設された公共施設で行うことがきまりました。
ただ公益施設のため式場を押さえるのに約1週間の間が空いてしまうことになりました。

葬儀準備

準備は多岐にわたります

  • 宗教・菩提寺の有無確認、導師選び
  • 会葬者のおおよそ人数
  • 火葬日程
  • 式場選び
  • 式日程
  • 通夜振る舞い(有り無し 返礼品の金額)
  • 告別式精進料理(金額・人数)
  • その他多数

枕見舞い

ご主人様は ご兄妹が多く、皆様遠方に住まわれておられました。
式までに時間があるため、次々と地元入りをされ通夜式までの間に、日々多くの方が枕見舞いに訪れておられました。

通夜式

ご主人様は生前 カメラのご趣味があり同好会やサークルなど活発に行動されていたので、また 定年後も現役でお仕事を続けていたため、元同僚や仲間が多数弔問に参列されてました。

開始:18時
終了:19時 通夜振る舞い
解散:約21時過ぎ

告別式

9時集合
10時 告別式開始
11時30分 閉式 出棺
12時 火葬開始 火葬終了までの間に精進料理振る舞い
13時30分 お骨上げ
14時30分過ぎ 解散

納骨

地方からの上京世帯で菩提寺はなく、
ご本人が生前に選んでいた共同墓地へ、予定通り49日に納骨しました。

ただし僧侶は、告別式とは別に、
共同墓地の管理会社が紹介した方に依頼したとのことです。。

総括

この事例では、

  • 葬儀社の選択
  • 家族の判断
  • 相談できる第三者の存在

が、その後の流れを大きく左右しました。

「何を優先するか」を家族皆で共有し、納得して選択できたことが、後悔を少なくした要因だったと感じます。

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